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お役立ち情報 【産業廃棄物適正処理対策・FAQ】

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産業廃棄物を適性に処理するためには、廃棄物処理と清掃に関する法律や有害物質の基準等の基礎的な知識が必要となる場合があります。各項目をクリックして、問題解決のためにお役立てください。

AMECでは、ただ単に目の前からなくなれば良いという処理対応ではなく「人だけでなく地球にやさしい処理」をご提案します。 この事こそ、本当のソリューション(解決)だと、AMECは考えます。

廃棄物の処理及び清掃に関する法律について

法律で定義されている「廃棄物」とその分類、通常の廃棄物よりも厳しい規制が行われている特別管理廃棄物についてご説明します。

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有害物質の種類と基準値

金属等を含む産業廃棄物の処分を行うときには、指定された有害物質の種類と基準値の知識が必要となる場合があります。▼ 詳しく見る

特別管理産業廃棄物の判定基準

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処理方法について

産業廃棄物の適性処理のために用いられる方法の中から、 最終処分場埋め立て方法と不溶化処理について、それぞれの危険性もあわせてご紹介します。▼ 詳しく見る

産業廃棄物適正処理に関するよくあるご質問

その他、AMECにお問い合わせ頂いたご質問の中から 産業廃棄物の適性処理に関する内容の一部をご紹介いたします。

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廃棄物の処理及び清掃に関する法律について

廃棄物の処理及び清掃に関する法律とは

廃棄物の排出を抑制し、及び廃棄物の適正な分別、保管、収集、運搬、再生、処分等の処理をし、並びに生活環境を清潔にすることにより、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図ることを目的に1970年に制定された環境省所管の法律です。

内容としては、

  • 廃棄物の定義
  • 国民、事業者、国、地方公共団体の責務
  • 一般廃棄物の処理、産業廃棄物の処理
  • 廃棄物が地下にある土地の指定

【廃棄物の定義について】

廃棄物の定義について

【廃棄物の分類について】

「爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有する廃棄物」を特別管理一般廃棄物及び特別管理産業廃棄物として規定し、必要な処理基準を設け、通常の廃棄物よりも厳しい規制が行われています。

普通廃棄物
一般廃棄物 産業廃棄物以外の廃棄物
産業廃棄物 燃え殻
汚泥
廃油
廃酸
廃アルカリ
廃プラスチック類
紙くず
木くず
繊維くず
動植物性残渣
動物系固形不要物
ゴムくず
金属くず
ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず
鉱さい
がれき類
動物のふん尿
動物の死体
はいじん

廃棄物を処分するために処分したもの(13号廃棄物)

特別管理廃棄物
特別管理一般廃棄物 PCB使用部品 廃エアコン・廃テレビ・廃電子レンジに含まれるPCBを使用する部品
ばいじん ごみ処理施設の集じん施設で生じたばいじん
ダイオキシン類含有物 ダイオキシン特措法の廃棄物焼却炉から生じたもので、ダイオキシン類を3ng/g以上含有するばいじん、燃え殻
感染性一般廃棄物 医療機関等から排出される一般廃棄物であって、感染性病原体が含まれ若しくは付着しているおそれのあるもの
特別管理産業廃棄物 廃油 揮発油類、灯油類、軽油類(難燃性のタールピッチ類等を覗く)
廃酸 ph2.0以下の廃酸
廃アルカリ ph12.5以上の廃アルカリ
感染性産業廃棄物 医療機関等から排出される産業廃棄物であって、感染性病原体が含まれ若しくは付着しているおそれのあるもの
特定有害産業廃棄物 廃PCB等 廃PCB及びPCBを含む廃油
PCB汚染物 ・PCBが付着した汚泥、紙くず、木くず、繊維くず、プラスチック類、金属くず、陶磁器くず、がれき類
・ポリ塩化ビフェニルが塗布され、又は沁み込んだものは、業種等の指定なく対象となる
PCB処理物 廃PCB等又はPCB汚染物の処理物で一定濃度以上PCBを含むもの
指定下水汚泥 下水道法施工令13条の4の規定により指定された汚泥
鉱さい 重金属等を一定濃度含むもの
廃石綿等 石綿建材除去事業に係るもの又は大気汚染防止法の特定粉じん発生施設から生じたもので悲惨するおそれのあるもの
ばいじん又は燃え殻 重金属及びダイオキシン類を一定濃度以上含むもの
廃油 有機塩素化合物を含むもの
汚泥、廃酸又は廃アルカリ 重金属、有機塩素化合物、PCB、農薬、セレン、ダイオキシン等類を一定濃度以上含むもの

[ 産業廃棄物適正処理に関するよくあるご質問はこちら ]

有害物質の種類と基準値

有害物質 燃え殻、汚泥、鉱さい、ばいじん、
これらの処理物
(値を超えるもの)
(溶出 mg/L)
廃酸・廃アルカリ
(値を超えるもの)
(溶出 mg/L)
アルキル水銀化合物 検出されないこと 検出されないこと
水銀又はその化合物 0.005 0.05
カドミウム又はその化合物 0.3 1
鉛又はその化合物 0.3 1
有機燐化合物 1 1
六価クロム化合物 1.5 5
砒素又はその化合物 0.3 1
シアン化合物 1 1
PCB 0.003 0.03
トリクロロエチレン 0.3 3
テトラクロロエチレン 0.1 1
ジクロロメタン 0.2 2
四塩化炭素 0.02 0.2
1.2-ジクロロエタン 0.04 0.4
1.1-ジクロロエチレン 1 10
シスー1.2ジクロロエチレン 0.4 430
1.1.1-トリクロロエタン 3 0.6
1.1.2-トリクロロエタン 0.06 0.2
1.3-ジクロロプロペン(D-D) 0.02 5
1.4-ジオキサン 0.5 0.6
チラウム 0.06 0.3
シマジン(CAT) 0.03 2
チオベンカルブ(ベチオカーブ) 0.2 1
ベンゼン 0.1 1
セレン又はその化合物 0.3  
ダイオキシン類(単位:TEQ換算) 燃え殻、汚泥、ばいじん 3ng/g
廃油 PCB処理物等(値を超えるもの)
廃溶剤であって、 1.廃油 0.5mg/kg
トリクロロエチレン 2.廃酸、廃アルカリ 0.03mg/L
テトラクロロエチレン 3.廃プラスチック類、金属くず 付着又は封入していないこと※
ジクオロロメタン 4.陶磁器くず 付着していないこと※
四塩化炭素 5.その他(検疫として) 0.003mg/L
1.2-ジクロロエタン ※注
1.1-ジクロロエチレン
シスー1.2ジクロロエチレン 洗浄液 0.5mg/kg
1.1.1-トリクロロエタン 拭き取り液 0.1μg/100cm2
1.2-ジクロロプロペン(D-D) 切り取り液 0.01mg/kg
1.4-ジオキサン (値以下であるものは、付着封入していないと判断される)
又はベンゼンに限る

[ 産業廃棄物適正処理に関するよくあるご質問はこちら ]

特別管理産業廃棄物の判定基準

  燃え殻・ばいじん・鉱さい 廃油(廃溶剤に限る) 汚泥・廃酸・廃アルカリ
燃え殻 ・ばいじん ・鉱さい
(mg/L)
処理物 (廃酸・ 廃アルカリ)
(mg/L)
処理物(廃酸・ 廃アルカリ以外)
(mg/L)
処理物(廃酸・ 廃アルカリ)
(mg/L)
処理物 (廃酸・ 廃アルカリ以外)
(mg/L)
汚泥
(mg/L)
廃酸・ 廃アルカリ
(mg/L)
処理物 (廃酸・ 廃アルカリ)
(mg/L)
処理物 (廃酸・ 廃アルカリ以外)
(mg/L)
アルキル水銀 ND ND ND     ND ND ND ND
水銀 0.005 0.05 0.005     0.005 0.05 0.05 0.005
カドミウム 0.3 1 0.3     0.3 1 1 0.3
0.3 1 0.3     0.3 1 1 0.3
有機燐           1 1 1 1
六価クロム 1.5 5 1.5     1.5 5 5 1.5
砒素 0.3 1 0.3     0.3 1 1 0.3
シアン           1 1 1 1
PCB       (廃油:0.05mg/kg) 0.003 0.03 0.03 0.003
トリクロロエチレン       3 0.3 0.3 3 3 0.3
テトラクロロエチレン       1 0.1 0.1 1 1 0.1
ジクロロメタン       2 0.2 0.2 2 2 0.2
四塩化炭素       0.2 0.02 0.02 0.2 0.2 0.02
1.2-ジクロロエタン       0.4 0.04 0.04 0.4 0.4 0.04
1.1-ジクロロエチレン       10 1 1 10 10 1
シスー1.2ジクロロエチレン       4 0.4 0.4 4 4 0.4
1.1.1-トリクロロエタン       30 3 3 30 30 3
1.1.2-トリクロロエタン       0.6 0.06 0.06 0.6 0.6 0.06
1.3-ジクロロプロペン       0.2 0.02 .02 0.2 0.2 0.02
1.4-ジオキサン       5 0.5 0.5 5 5 0.5
チラウム           0.06 0.6 0.6 0.06
シマジン           0.03 0.3 0.3 0.03
チオベンカルブ           0.2 2 2 0.2
ベンゼン       1   0.1 1 1 0.1
セレン又はその化合物 0.3 1 1.3     0.3 1 1 0.3
ダイオキシン類
(単位:TEQ換算)
3mg/g 100pg/L 3ng/g     3mg/g 100pg/L 100pg/L 3ng/g
根拠法令 判定基準
省令別表
第1・第5
廃掃法施工規則別表第1 判定基準省令別表第6 廃掃法施工規則別表第1 判定基準省令別表第6 判定基準省令別表第5 廃掃法施工規則別表第1 廃掃法施工規則別表第1 判定基準省令別表第6

[ 産業廃棄物適正処理に関するよくあるご質問はこちら ]

処理方法について

最終処分場埋め立て

中間処理を経て減容化、有害物質の除去などを行った後、汚染レベルに対応した(技術基準を満たしている)処分場へ埋め立てる方法。


安定型処分場 安定型処分場

環境に影響を与えない廃棄物のみを埋め立てる。
安定5品目
(廃プラスチック類・金属くず・ガラス陶磁器くず・ゴムくず・がれき類)

 

管理型処分場管理型処分場

低濃度の有害物質と生活環境項目の汚濁物質を発生させる、大部分の廃棄物に対し、安定化を図る。
埋め立て後に次第に分解し、重金属やBOD成分、COD成分、窒素、酸・アルカリを含んだ浸出水が生じる。
このため、ゴムシートなどによる遮水工と浸出水処理施設等が設置され、水質試験やモニタリングによって管理される。

 

遮断型処分場遮断型処分場

重金属や有害な化学物質などが基準を超えて含まれる有害な産業廃棄物を保管する。

有害 物質を含む漏水が周辺の一般環境へ漏洩しないように、厳重な構造設置基準
(コンクリートで周囲を覆うなどの遮断対策など)・保有水の漏出管理が厳重に行われる。

 



 

不溶化処理

深刻な汚染レベルではない焼却灰や汚泥からの重金属類溶出を抑制する方法。化学的な反応により重金属類の溶出を抑えることで、建材や路盤材、埋め戻し材としての再利用が可能となる。

凝集沈殿処理法

[ 産業廃棄物適正処理に関するよくあるご質問はこちら ]

 

産業廃棄物適正処理に関するよくあるご質問

産廃処理関連の質問

廃棄物の処理及び清掃に関する法律ってどんな法律ですか?

廃棄物の排出抑制と処理の適正化により、生活環境の保全と公衆衛生の向上を図ることを目的とした法律です。廃棄物処理法、廃掃法と略されることがあります。

事業活動って具体的にどんなことですか?

製造業や建設業などのほか、オフィス、商店等の商業活動や、水道事業、学校等の公共的事業も含まれます。

産廃処理業ってどんな種類があるのですか?

産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業、特別管理産業廃棄物収集運搬業、特別管理産業廃棄物処分業に分類されます。処分業は中間処理業と最終処分業があります。

最終処分って何ですか?

埋め立て処分、海洋投棄処分または再生のことを指します。ごみは、収集・運搬された後、中間処理を経て最終処分されます。海洋投棄は埋め立てが困難な場合にのみ行うべきものとされているため、最終処分のほとんどは埋め立て処分によって行われています。

中間処理って何ですか?

廃棄物の処分(埋め立て,海洋投棄など)を行うために廃棄物を処理する行為を意味します。焼却、汚泥の脱水、有害物質を含む廃棄物のコンクリート固形化などの処理が該当します。

マニフェストって何ですか?

一般的には選挙公約や、個人・団体が方針や意図を広く知らせる文言として知られている「マニフェスト」ですが、産業廃棄物管理票のことでもあります。

マニフェストシステムは産業廃棄物処理の流れを確認し、不法投棄等の問題を未然に防ぐために考案されました。事業者が産業廃棄物の処理を委託する際、処理業者(運搬や焼却などの許可を受けている業者)に交付する伝票がマニフェストで、廃棄物処理法においてその交付が義務付けられています。

処理業者は、委託された処理内容や業務の終了日程などを記載した写しを返送することになっていますので、委託した側は処理の完了を確認することができます。

安定型処分場ってどんな施設ですか?

有害物質や有機物等が付着おらず、雨水等にさらされてもほとんど変化しない安定型産業廃棄物(廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くず、がれき類のいわゆる安定5品目およびこれらに準ずるものとして環境大臣が指定した品目(施行令第6条第1項第3号イ(1)~(6))が埋め立て処分される施設です。

管理型処分場ってどんな施設ですか?

金属等を含む産業廃棄物の埋め立て処分に係る判定基準により、遮断型最終処分場でしか処分できない産業廃棄物以外のものに対応した施設です。具体的には、廃油(タールピッチ類に限る)、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、動物のふん尿、動物の死体および燃え殻、ばいじん、汚泥、鉱さい等およびその廃棄物を処分するために処理したもの(施行令第2条第13号)が埋め立て処分されます。

遮断型処分場ってどんな施設ですか?

有害な燃え殻、ばいじん、汚泥、鉱さいなどで、環境省令で定める判定基準に適合しない施行令第6条第1項第3号ハ(1)~(5)に掲げる廃棄物(有害な産業廃棄物)および第6条の5第1項第3号イ(1)~(6)に掲げる廃棄物(有害な特別管理産業廃棄物)に対応した施設です。

遮断型最終処分場には、廃棄物中の有害物質を自然から隔離するために、処分場内への雨水流入防止を目的として、覆い(屋根等)や雨水排除施設(開渠)が設けられています。

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