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土壌汚染対策の実績

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実績表

場所 施主 目的 工法 時期 対象物質 処理量 製品名
西日本 公共 自然由来汚染土処理 全量不溶化
工法のイメージ
2007年 ヒ素(As) 10,000m³ CAMZ-S
[ 製品紹介 ]
四国 公共 用水路工事に伴う発生土処理 全量不溶化 2008年 ヒ素(As) 1,000m³ CAMZ-S
[ 製品紹介 ]
西日本 公共 自然由来汚染土処理 吸着層工法
工法のイメージ
2010年 ヒ素(As)・セレン(Se)・
ホウ素(B)
200,000m³ CAPA-CT
[ 製品紹介 ]
中部 民間 建設発生土の全量不溶化 全量不溶化 2010年 ヒ素(As) 非公開 CAMZ-S
[ 製品紹介 ]
東日本 公共 自然由来汚染土処理 全量不溶化 2010年 ヒ素(As) 2,000m³ CAMZ-S
[ 製品紹介 ]
東日本 公共 自然由来汚染土処理 吸着層工法 2011年 ヒ素(As) 30,000m³ CAMZ-S
[ 製品紹介 ]
東日本 公共 自然由来汚染土処理 吸着層工法 2011年 ヒ素(As) 10,000m³以上 CAMZ-S
[ 製品紹介 ]
東日本 公共 自然由来汚染土処理 吸着層工法 2011年 ヒ素(As) 10,000m³以上 CAMZ-S
[ 製品紹介 ]
東日本 公共 自然由来汚染土処理 吸着層工法 2011年 ヒ素(As) 10,000m³以上 CAMZ-S
[ 製品紹介 ]
東日本 公共 土砂崩れ現場の汚染土壌対策 吸着層工法 2011年 ヒ素(As) 非公開 CAPA-CT
[ 製品紹介 ]
中部 民間 工場跡地汚染土処理 全量不溶化 2012年 ヒ素(As) 1,500m³ CAPA-CT
[ 製品紹介 ]
中部 公共 土壌からの浸出水対策 通水方式 2012年 ヒ素(As) 非公開 KAT Beads
[ 製品紹介 ]
西日本 公共 トンネル掘削現場の
仮置き場汚染対策
通水方式 2013年 ヒ素(As) 非公開 KAT Beads
[ 製品紹介 ]

実例紹介:case 1

美しい水田の景観を傷つけることなくオンサイト処理に成功

公共 2008年/四国地方
目的 用水路工事に伴う発生土不溶化処理 
処理量:1000m³ 対象物質:ヒ素(As)
ソリューション 全量不溶化工法 CAMZ-S

困りごと発生

地元新聞でアムロンの重金属類対策技術に関する記事が掲載された後、その記事を見て問い合わせを頂きました。
水田付近の用水路の改修工事を進めていたところ、工事により発生した土壌から基準値を超過するヒ素が検出されたということです。
付近に水田があり、作物の栽培が行われている為、周辺への汚染物質の拡散防止はもちろんのこと、水田の状態に影響を及ぼすことは許されないという状況でした。


問診

まずは現場の状況を確認する為に、現地へ向かいました。現場は水田に囲まれており、水田への影響を抑える為、必要最小限のスペース、機材で行われていました。改修工事は既に開始されており、工期の延長が困難な中、汚染土壌の対策を急遽講じる必要に迫られているという状況下でした。
具体的にお話をお伺いしたところ、工事計画に遅れを生じさせることなく、かつ安価な費用での対策を希望されていました。


検証

現場を見るまでは、汚染土壌が一箇所に盛られているというイメージをしていましたが、実際は用水路の底に溜まっている状態のものが処理対象物ということでした。
現地から採取したサンプル土壌を使った資材の選定や適正な添加量の検証等を行った後、対策工法の計画立案に着手しました。
先方の構想は底から汚染土壌をかき出し、処分場へ搬出するという方法にかなり傾いているようであり、正直オンサイトでの不溶化処理を提案するには厳しい状況でした。
そこで現場の状況や処理対象物の状態、処理に伴い発生するリスク等について熟考し、場外搬出と比較してのメリットを全面的に出した提案を行いました。


計画立案

今回の場合、汚染土壌を場外へ搬出する方法は、底から汚染土壌のかき出し工程と、水分を多く含んでいますのでそのままの状態では運搬が困難であり、脱水工程も必要になります。単純に処分場の引取り費用だけではなく、前処理費用も発生してしまいます。また脱水を行った際に発生する水の処理、対策を確実に行う必要があります。
ヒ素を含む土壌から絞り出した水ということで、移動性を持つリスクの高い状態のものが発生してしまうことになります。

これに対しAMECは底に溜まっている汚染土壌を動かさず、そこに不溶化資材を散布するという工法の提案を行いました。
この方法であれば、土壌と不溶化資材の散布・混合工程だけで完了し、短期間且つ費用を最小限に抑えることが可能となります。ある程度水分を含んでいる状態を利用し低添加量であっても水分が分散剤の役割を担い、均一性の高い混合が可能となり、過不足のない必要最小限の対策費用に収めることができました。

そして何より汚染土壌を動かさないということで拡散のリスクを限りなくゼロにすることができ、かつ水田に対し影響を及ぼさない中性の不溶化材を使用することで環境負荷を掛けずに処理が完了します。


問題解決

この提案を行ったところ、オンサイトでの対策が無事採択されました。
施工中、施工後大きなトラブルも生じることなく、また美しい水田の景観を傷つけることなく無事に対策が完了しました。


担当者コメント

先方の想定とは異なる方法をご提案する形となりましたが、AMECが提案した工法を選んでくださった決め手としては、工期と対策費用だけではなく、環境負荷や周辺への拡散リスクまでを考慮している点であったとのことでした。

AMECは現場の状況、処理対象物の状態、周辺環境の状況など考慮した上で、人だけではなく環境にとって最良の対策提案を行います。

実例紹介:case 2

汚染レベル対応の不溶化工法処理でお客様の不安も解消

民間 2012年/中部地方
目的 工場跡地汚染土処理 処理量:1500m³ 対象物質:ヒ素(As)
ソリューション 全量不溶化工法 CAPA-CT

困りごと発生

工場解体後、土地を更地にして転売する計画が進められていたのですが、汚染調査の結果基準値を超過するヒ素が検出されたということです。
土地所有者と購入者を交えた対策の検討が進められ、対策候補の1つとして不溶化処理が挙がり、お問い合わせを頂きました。


問診

施主である土地所有者と購入者の間で対策の検討が進められ、対策候補の1つとして不溶化処理が挙がり、お問い合わせを頂きました。 施主と購入者を交えた打ち合わせを先ずは行い、両者の要望事項などのヒアリングを行いました。

    土地所有者の方の希望
  • 短期間で完了すること
  • 工場解体工事の一環として汚染対策を行いたい
  • 解体工事で使用している重機をそのまま使い対策を行うことで対策費用の削減を要望
  • 搬出の際に住宅地をトラックが何台も走るというのは好ましくないため、オンサイトでの対策を想定
    購入者の方の希望
  • 重金属の完全除去が必須かどうか知りたい(※この点が唯一の懸案事項でした)
  • 確かな技術であるかどうかを見極めたい

検証

住宅に囲まれた地域での工事のため、解体工事を含め可能な限り短い期間で対策を完了させる必要がありますが、まずは土地購入者の方・所有者の方ともに行う処理方法へご納得いただく必要があると感じ、検証の前に我々の不溶化処理技術についてプレゼンを行わせていただきました。

まずは重金属の危険性がどのようなものかという点をじっくりと説明させていただきました。
あくまで溶け出した重金属に危険性があり、移動性を持ち、人体に摂取され易い状態となり健康被害が発生する可能性が高まるということから対処すべきものは溶解性重金属であることを説明しました。

基本的に重金属は簡単に溶けるものではなく、常に溶出し続けているものではないということと、基準値の設定根拠を説明することで過剰な対策は必要ないという認識を持って頂きました。
購入者様の側が気にされると思われる点については、あらかじめ用意した資料やデータを提示することで技術の安全性と妥当性を御理解して頂くことができました。


計画立案

双方の理解を得ることができ、対策工法としてはオンサイトでの対策、全量不溶化工法に決定しました。
解体工事終了後、すぐに不溶化処理に移行できるよう、急ピッチで対策計画の立案を行いました。

同時に現地から採取したサンプルを対象とした試験を行い、資材の選定、適正添加量の検討などを行いました。
資材が決定した後、現場の解体工事を行っている企業を含め施工に関する打合せを行い、試験施工へと移行しました。

試験施工を行い、施主サイドと我々の両方で不溶化処理後の土壌からのヒ素溶出量を測定し、双方の結果とも基準値未満を達成していることが確認されました。


問題解決

このまま本施工へというところでしたが、AMECから施主サイドへ1つ提案を行いました。
今回の現場の汚染調査はかなり細かく行われており、ヒ素濃度が比較的高い地点と低い地点をかなりの精度で把握されていました。

そこで不溶化処理のメリットの1つである汚染レベルに応じて資材の使用量を変動させることができるという点を、活かしてみてはという提案を行いました。
汚染レベルが低い地点には設定添加量よりも少量での使用が可能となる為、汚染濃度に応じた不溶化材添加量のマップを作成しました。こうすることで対策に必要な費用を更に削減し、より適正で合理的な処理が可能となり無事に対策が完了しました。


担当者コメント

土地売買の発生する民間所有地では売り手と買い手の方、双方が納得する対策が必要です。 そのためには、お客様の不安に感じていること、気になることを払拭するためのケアが必要不可欠となります。

AMECでは資材の性能だけを強くPRするのではなく、安心と信頼を感じて頂けるデータを取り揃えています。
また、過剰対策ではなく、適正で合理的な対策を提案することで汚染されている土地の売買が促進され、経済の活性化にも繋がると我々は考えています。

実例紹介:case 3

早期工事再開必須のトンネル掘削土汚染も吸着層工法で解決

民間 2010年/西日本
目的 自然由来汚染土処理 処理量:200,000m³ 
対象物質:ヒ素(As)、セレン(Se)、ホウ素(B)
ソリューション 吸着層工法 CAPA-CT

困りごと発生

高速道路建設に際し、トンネル区間の掘削土から基準値を超過するヒ素、セレン、ホウ素が検出されました。
大規模な建設工事のため、事前に汚染調査が行われたのですが、検出結果にトンネル掘削工事を中断せざるを得ない状況になったということです。


問診

大規模な汚染対策となる為、有識者で構成された対策検討委員会が発足しました。一企業での対応は困難なため、チームとして対策工法の検討が行われ、以下のような状況が確認されました。

  • 早期の掘削工事再開が最優先事項
  • そのため、短期間かつ効率的な対策方法が必要となる
  • 掘削が行われると連続的に汚染土壌が発生するため、仮置き場の確保が必要となりますが、現場の状況から仮置き場の確保ができない
  • 掘削工事と並行しオンタイムで対策を講じる工法を取る必要がある

検証

上記のような状況であることをふまえ、検討委員会とコンサルティング企業から様々な対策案が候補として挙げられたのですが、その中に吸着層工法がありました。吸着材工法用資材メーカーとして検討委員会からAMECへ問い合わせを頂きましたので、本物件に対し最も有効であると考えられる対策方法のプレゼンを行いました。


計画立案

今回の対策において最も重要な条件が「短期間で対策を完了させること」「掘削工事と並行して汚染対策工事が行えること」ということです。

吸着層工法はこれら条件を満たし、かつ他工法よりも安価に仕上がるという点が評価されました。
吸着層を設置した場所さえ作ってしまえば、掘削された汚染土壌を連続的に搬出することが可能となります。

また吸着層は様々な地盤(凹凸があったり、傾斜があったりなど)であっても設置することが可能であり、比較的自由度の高い場所の設定が可能となります。
また汚染土壌に直接処理を行うものではなく、あくまで溶出した危険性を有する重金属類に対し作用するのみであり、土壌本来の性質を変化させることはなく、薬剤添加による二次汚染の危険性が極めて低いというメリットもあります。
要求事項への対応、メリットなど総合的に評価され、先ずは汚染土壌の対策工法として「吸着層工法」が採用されました。

その後、CAPA-CTサンプルを提供し、施主サイドで様々な評価、検証が行われました。
その結果、吸着層工法用資材としてCAPA-CTが採用されました。

採用の決め手としては、予測していた通り、ホウ素吸着が優先されてしまい、微量のヒ素やセレンを吸着しきれないという資材が多い中、CAPA-CTはホウ素はもちろんのこと微量のヒ素やセレンも確実に吸着していたということでした。
またその他、施工機械との相性なども検証した結果良好な結果であったということです。


問題解決

資材が採択された後、試験施工を経て、本施工となりました。この間にもトラブルに備え、AMECも万全のフォロー体制で臨んでいました。本施工が完了し、その後モニタリング調査で問題が無いことが確認された時点で、ようやくゴールに辿り着いたのだと実感しました。


担当者コメント

AMECは資材が採択され販売を行うことがゴールと考えてはいません。
対策工法の提案からはじまり、資材の提案、施工後の効果確認、その後モニタリング調査の確認という対策工事が全て問題なく完了した段階で初めてゴールできたと考えています。

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