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水質汚染対策の実績

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実績表

場所 施主 目的 工法 時期 対象物質 処理量 製品名
四国 公共 公園内の池浄化
緩速濾過方式 2002年 アンモニア(NH3)・リン(P) 非公開 その他
四国 民間 ゴルフ場池の浄化 バッチ方式 2003年 アンモニア(NH3)・リン(P) 非公開 その他
東日本 公共 水槽内の水質浄化
バッチ方式 2005年 アンモニア(NH3)・リン(P) 非公開 その他
四国 民間 農地での地下水利用 急速濾過方式 2005年 鉄(Fe)・マンガン(Mn) 非公開 A-19S
[ 製品紹介 ]
中国地方 公共 浄水場の水処理 急速濾過方式 2006年 マンガン(Mn) 非公開 MB4
[ 製品紹介 ]
四国 公共 浄水場の水処理 急速濾過方式 2006年 マンガン(Mn) 非公開 MB4
[ 製品紹介 ]
四国 公共 備蓄基地の水処理
急速濾過方式 2007年 マンガン(Mn) 非公開 MB4
[ 製品紹介 ]
中国地方 公共 浄水場の水処理 急速濾過方式 2007年 マンガン(Mn) 非公開 MB4
[ 製品紹介 ]
東日本 民間 簡易水道用の地下水処理 吸着濾過方式 2007年 ヒ素(As) 180m³/day CAMZ
[ 製品紹介 ]
中部 民間 簡易水道用の地下水処理 吸着濾過方式 2008年 ヒ素(As) 60m³/day CAMZ
[ 製品紹介 ]
中部 民間 工場排水処理 吸着濾過方式 2009年 ヒ素(As) 200m³/day CAMZ
[ 製品紹介 ]
近畿 民間 工場排水処理
吸着濾過方式 2009年 ヒ素(As)・セレン(Se) 120m³/day CAMZ
[ 製品紹介 ]
西日本 民間 排水の凝集 凝集沈殿方式
工法のイメージ
2010年 非公開 非公開 OEM製品
関東 民間 工事現場湧水処理 吸着濾過方式 2010年 ヒ素(As) 200m³/day CAMZ
[ 製品紹介 ]
関東甲信越 民間 地下水の浄化 吸着濾過方式 2012年 ヒ素(As) 24m³/day CAMZ
[ 製品紹介 ]
関東 公共 汚染土仮置場浸出水処理 連続処理方式 2012年 ヒ素(As) CAMZ
[ 製品紹介 ]
東日本 公共 掘削現場からの排水処理 連続処理方式 2013年 セレン(Se) 非公開 TKS105
[ 製品紹介 ]
西日本 公共 汚染土壌対策現場からの排水処理 連続処理方式 2013年 ヒ素(As) 非公開 CAMZ
[ 製品紹介 ]

実例紹介:case 1

土地ならではの特徴的な水質を損なわず、地下水からヒ素を除去

民間 2012年/関東甲信越地方
目的 地下水の浄化 処理量:24m³/day 対象物質:ヒ素(As)
ソリューション 吸着濾過方式 CAMZ

困りごと発生

地下水の有効利用計画を進めていたお客様から御依頼を頂きました。
お客様としては特徴的な水質を有する地下水を御当地ブランド品として販売し有効利用したいとのことです。


問診

特徴的な水質を変化させず、ヒ素だけを除去しなければならないという難易度の高い処理です。
また、お客様からは以下の要望も頂きました。

  • 殺菌やボトリングなどの工程があり、それら装置が敷地の大半を占めていることからコンパクトなヒ素処理装置を希望
  • ヒ素除去からボトリングまでの工程を連続で行い、可能な限り一連の作業をルーチン化、オートメーション化したい

検証

先ずは現地水を提供して頂き、自社にて検証を行いました。
処理前のヒ素濃度を測定したところ基準値の10倍以上であり且つpHが9以上ヒ素吸着にはあまり適していないコンディションの水であることがわかりましたが、このような厳しいコンディションの中、CAMZは通水初期段階から高い吸着性能を発現していました。


計画立案

その結果から汚染水処理費用単価を算出し、先方の予算内に収めることができました。  
しかしここで問題が発生してしまいます。それは初期段階での処理水のpHが若干下がってしまい、本来の水質と変化してしまっていることが判明しました。そこで急遽、CAMZのスペックを変更しpH緩衝機能を付加させました。この新規スペック品を対象とした一連の検証作業を再度行いました。


問題解決

その結果処理水のpH変動もほぼなく、確実にヒ素を基準値未満までに低減させることが可能となりました。自社でのラボ試験が完了した後、現地での試験が開始されました。ほぼ実際の処理に近いスケールで現地試験が行われました。  
ラボでの事前検証の甲斐あって現地処理装置でも十分な性能を先方様ご自身でも確認することができました。先方様も御納得頂く結果であり、はれて採用となりました。  


担当者コメント

結果はご満足いただけるものになりましたが、AMECのサービスはこれだけで終わりません。
今回のように特殊性があって難易度の高い処理では、特に立ち上げから処理が安定するまで何らかのトラブルが発生する可能性が高いのです。
そこで処理が安定しルーチン化するまでの期間、自社分析装置を用いて処理水のヒ素濃度のモニタリングを行いました。 確実にヒ素濃度が基準値未満であるかどうか、自分の目で確認できた段階で初めて導入完了となりました。  
その後も継続的に上水用CAMZの御注文を頂いており、現在も順調に処理が行われています。
特殊性があり難易度が高い処理こそAMECが得意とする領域であると考えています。

実例紹介:case 2

掘削現場の湧き水汚染を、新規合成資材により現地で解決

民間 2013年/東日本
目的 掘削現場からの排水処理 処理量:非公開 対象物質:セレン(Se)
ソリューション 凝集沈殿処理 TKS105

困りごと発生

自然由来重金属類汚染が確認された地域でのトンネル工事が進んでいましたが、ある地点からの湧き水に基準値を超過するセレンが検出されました。
以前この工事地区付近で遮水工により汚染土壌の対策が行われ、破損などの原因により浸出水が漏洩している可能性が高いということです。
そこで急遽、工事現場内にセレン処理設備を設け、対策を講じる必要に迫られました。


問診

この物件はトンネル工事を行っている施主から直接問い合わせを頂いたのではなく、協力企業からのSOSからはじまりました。
協力企業が当初提案していた処理材では処理が上手くいかず、添加量をかなり高く設定したとしても基準値を切ることができるかどうか微妙な状況であったとのことでした。
そこで協力企業からセレンに対し、有効な処理材があれば是非とも提案してほしいとの打診を受け、検討に着手しました。 また、問診をさせていただいた結果、以下のことがわかりました。

  • 工事現場内ということでハイスペックな処理設備を設けることは敷地面積や予算の関係上不可能
  • そのため原始的でシンプルな処理である必要がある

検証

現地でサンプリングされた汚染水を提供して頂き、先ずは効果があると期待できる資材を幾つか試してみました。
基本的にはセレンは処理が難しいものではなく、資材の選定には時間はかからないだろうと考えていました。
しかし様々な資材を試してみましたが、何れも効果が出ないという結果が続きました。


計画立案

この結果からこれまでのセレンに対するアプローチ方法を根本的に変更する必要があるのではと考え、これまでとは全く異なる反応を有する資材の合成を行いました。
あらゆる吸着材に効果がなかったため、単純な吸着反応だけでは効果がないという可能性から、そもそもセレンが吸着し難い状態にあるのではと考えました。
そこで吸着反応だけではなくセレンの状態を吸着し易い状態に変化させる反応を組み込むことで2段階の反応を以ってアプローチを行いました。


問題解決

この新規合成資材TKS105を汚染水に添加したところ、これまで全くと言っていいほど濃度が変化しなかったものが、一気に不検出レベルまで落とすことができました。
さらには反応時間も短く、添加量も少なく効果が発動するという事が分かりました。
この結果を直ぐに協力企業へ報告し、早速現地での試験が行われました。
現地でもその効果は問題なく発動し、不検出レベルまでの処理が可能となりました。
処理方法も汚染水に対し所定量添加し、数分撹拌するだけという非常にシンプルであり、現場でもすぐに処理を開始できるということで導入となりました。


担当者コメント

この物件を通して改めて、実際の汚染物質を相手にすることは難しいものであると痛感しました。
しかしこのような難問にぶつかることは、これまでに無い新しい資材が生まれるチャンスでもありますので、AMECは積極的に難易度の高い処理にチャレンジしていきます。

実例紹介:case 3

国家プロジェクトの難度マンガン処理を解決

公共 2007年/四国地方
目的 備蓄基地の水処理 処理量:非公開 対象物質:マンガン(Mn)
ソリューション 急速濾過方式(接触酸化法) MB4

困りごと発生

エネルギー資源の備蓄基地内で使用する水(冷却水など)を地下水から確保する国家プロジェクトでしたが、地下水にマンガンが検出されました。
基地内で使用される水は水道水レベルの水質が要求され、マンガンを除去する必要があるということです。
マンガンは酸化されると二酸化マンガンとして析出(せきしゅつ)し、配管の閉塞などを引き起こす可能性があるため、確実に除去しなくてはなりません。


問診

この物件は公共事業であり、マンガン除去効果の確実性が重視されていました。
通常のマンガン処理にはマンガン砂と呼ばれる濾過材が使用されますが、一般的なマンガン砂は通水初期段階は効果が発動せず、通水を継続していく中で徐々に処理能力が向上していくというものです。
また、今回の案件は以下の点が非常に重要なポイントとなりました。

  • 基地内の水処理プラントはその他物質の処理設備も含まれており、限られたスペースで処理を行わなくてはならない
  • 少しでもマンガンが混入している地下水を基地内に導くことはNG

検証

お客様の要望もあって、今回は通水初期段階から高い効果を発動する必要がありました。

そのため通常のマンガン砂では不可能である為、初期段階から100%の除去率を出せるハイスペックなマンガン用濾過材の開発に着手しました。


計画立案

当初の目標としてはマンガンの除去性能はマンガン付着量に依存する為、単純にマンガン付着量を最大限となるような合成を行いました。
この時点で初期段階からかなり高い除去効果を発現できるものが完成しましたが、より確実に100%の除去率を出せることを目指しました。
マンガン付着量の増加に加え、結晶構造体を独自の加工で変化させ、よりマンガンに対し活性の高いものが完成しました。


問題解決

こうしてMB4が完成しました。MB4は通水初期段階から高濃度のマンガン含有水であっても確実に不検出レベルまでに濃度を低減することができました。
このMB4の特徴を前面に押し出し、この処理に最も適しているという提案を行いました。


担当者コメント

国家プロジェクトということで採択までの道は厳しく、何度も実証試験が行われました。
またマンガン除去能力だけではなく、濾過材の強度や粒度といった様々な規格をパスする必要がありました。
1つ課題を消化すれば、またもう1つ別の課題が出てくるという状況でしたが、確実に要求に応え続け無事採用を獲得することができました。

どんなに厳しく、多くの要求事項があったとしても妥協せず、AMECは常にベターではなくベストな製品の御提案を行います。

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